CustomDataの書式¶
- 基本は書いた文字列がそのまま表示される
- 収集した情報を表示する部分を「モニターブロック」と呼ぶ
- モニターブロックは$で始まり、;または{~}で終わる
- #で始まる行は制御行として特別に処理される(内容は表示されない)
- %で始まる行はコメント行として読み飛ばす
例えば、
% Monitor Test Battery Monitor $Battery(icon, columns=|R120){name ; cha.bar, cha.p}
上記の場合、「Battery Monitor」はそのまま表示、その下にBatteryの情報が表示される。
モニターブロックの詳細¶
$BlockType<target>(options); $BlockType<target>(options){contents}
- BlockType : モニターブロックの種類を示す
- target : 対象となるブロックを指定する (省略可能)
- options : モニターブロックの各種オプションを指定する
- contents : 主に情報の表示の仕方を指定する (省略可能)
モニターブロックの種類¶
基本的にはブロック名に対応する名前となっている。
下記で説明を書いていないものは名前から察してほしい。
target モニターターゲットの詳細¶
対象となるブロックを指定する。
target : keyword{n,m}
- keyword : 検索キーワード
ブロック名にkeywordを含むブロックを対象とする。なにも書かなければすべてのブロックが対象となる。 - n,m : インデックス範囲
対象となったブロックのうち、n番目からm個のブロックを対象とする。mを省略({n}のように指定)するとn番目から最後までが対象となる。 - grid : 対象グリッド(指定方法検討中。今のところ{n,m,grid}と指定)
指定しない場合、実行しているプログラマブルブロックと同一のGridおよび機械的に接続(ローターやピストンで接続)されたGridが対象となる。
me : 同一Gridのみ、all : 接続されているすべてのGrid - targetを指定しない場合は<>も省略できる
例 : $Battery();
options モニターオプション¶
モニターブロックの各種設定を指定できる。
options : [option] [, option] ... option : flag | key = value
- 複数のオプションが有る場合は","で区切って記述
- フラグタイプのオプションはflagのみ、設定に付随する値があるオプションはkey=value形式で記述
- モニターブロックの種類によって使用可能なオプションは異なる
- 使用可能なオプション以外を記述してもエラーとはならず、無視される
- 詳細はオプション毎の説明にて
contents モニターコンテンツ¶
モニターブロックの表示内容を指定できる。
contents : [content] [, content | ; content] ... content : type [.subtype] [=value]
- 記述したコンテンツタイプに対応する情報が表示される
- テキストブロックの場合、contentsがそのまま表示内容となる(改行も認識される)
- 複数のコンテントを表示する場合は","で区切って記述する
- 次の行に表示したい場合は";"で区切って記述する
- モニターブロックの種類によって使用可能なコンテンツタイプは異なる
- 使用可能なモニターコンテンツ以外を記述してもエラーとはならず、無視される
- 詳細はモニターコンテンツ毎の説明にて